- Macとの出会いは30年前のPerformaから
- 68k時代の現場修理からDTP全盛期の営業まで経験
- 最新のM5 Macからヴィンテージ機まで、想いに応える修理
すべては一台のPerformaから
私とMacの出会いは、1990年代半ばのことでした。妻が会社から貸与されたMacintosh Performaを持ち帰ってきたのが、すべての始まりです。
あの独特な佇まいに魅了された私は、その後、Macの販売や修理を専門とする会社へ飛び込みました。 まさかそこから30年以上も、この白いリンゴのマークを追い続けることになるとは、当時は思いもしませんでした。
現場で鍛えられた「修理屋」の原点
キャリアのスタートは修理業務でした。当時の現場で現役だったのは、Motorola 68000系のプロセッサを積んだマシンたちです。
小さなデザイン会社様へ足繁く通い、QuadraやCentris、そして今では伝説的なMacintosh IIcxやIIciといった名機のメンテナンスに明け暮れる日々。 基板と向き合い、対話するように不具合を直していく——。私の技術者としての礎は、間違いなくこの時代に築かれました。
DTP革命と「できるビジネスマン」時代
PowerPCが登場すると、世の中は一気にDTP(デスクトップパブリッシング)の熱狂に包まれました。
営業に配属された私は、全国の印刷・製版会社様を駆け回り、Macとその周辺機器をご提案してきました。 個人的には、会社貸与のPowerBook 1400csに加え、三菱のAMiTY CN(Windows 95機!)を自腹で購入。
1990年代後半にして、ドコモのPHS(パルディオ 611S)をPCカードスロットに差し込み、社内のFileMakerシステムへアクセスする環境を構築していました。 今では当たり前のモバイルワークですが、当時は「できるビジネスマン」を装って少し得意げだったのも、今では良い思い出です(笑)。
時代は変わっても、守り抜きたいものがある
Macはその後、G3、G4、G5、Intel、そして驚異的な進化を遂げたApple Siliconへと姿を変えました。 私の現在の相棒も、最新の**MacBook Air (M5)**です。
しかし、技術がどれほど進歩しても、古い名機を愛する方々の想いは変わりません。 実際、弊社には今でもPower Macintoshの修理依頼が舞い込みます。 昨年も遠方のお客様から、漢字Talk 7.6が走るPower Macintosh 4400の修理を承りました。
新生「シイラ」として
最新のM5チップを積んだMacから、30年前のヴィンテージ機まで。 ハードウェアが変わっても、そこにあるのは「使い続けたい」というユーザーの純粋な想いです。
私たち「シイラ」は、その想いに応え続ける存在でありたいと考えています。Macと共に歩み、共に成長し、これからも皆様の大切な相棒を守り抜いてまいります。

